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AVG-Free 8.0 ~リアルタイムに脅威を検出~
- 2008/05/02(金) 20:00:47
納得のいくやり方でパソコン保護を。
MS-DOS時代にカスケードという ふざけたウィルスがいました。command com に寄生して一応 File構造を変えるものだから、アプリケーションを立ち上げようとしても受け付けず全部エラー。 それぞれのアプリの exeファイルにも伝染。嫌な奴でした。
弱点は
隠れることができないこと。ファイラーで見た時のサイズの変化からすぐ発見でき、当時から活躍していたウィルスバスターで駆除。 一件落着になってたんですが、今のウィルスはそんなに軟弱ではありません。
ハードディスクの使用可能容量ひとつとっても、一時ファイルの存在で増えも減りもするため、いつ侵入されてもその時点では分りません。及ぼす影響も単純ではないため
”これはおかしいな”と気づいた時点では遅すぎて、リカバリーするしかないというパターン。 自分も経験しました。
昔から トレンドマイクロ
マカフィー
新種ウィルスが高い頻度であらわれる。当然対策ソフト側の定義ファイルも更新される(アップデート)。対応する数が増えることはあっても減ることはない。この繰り返しですから、基本ソフトが重いようでは、継続しては使いにくくなります。
進化し続けるセキュリティソフト。体験版もあり導入しやすくなっています。 試しながら、是非 自分に合うソフト、見つけて欲しいと思います。
さてそんな中で今回 紹介するのはAVGーFree。軽さで有名なソフトがバージョンUPしました(フリーです)。届いた案内では次のような特長が上げられています。
【Free Edition 8.0からの新機能・新搭載】 (4/27付け)
● スパイウェア対策 8.0から、Free Editionにもパソコンに潜み個人情報を盗み出すスパイウェアや自動で迷惑広告を表示するアドウェアの検出・駆除機能を搭載。 (Spybotみたいですね。)
● リンクスキャナ ブラウザの検索リスト上をオーバーマウスすると、項目ごとにその安全性を右のような表示窓で示します。(アイコン表示はGoogle、msnのみ) | ![]() |
自分も初めはファイルサイズの小ささ、セキュリティソフトをセットしているのを感じさせない負荷のなさ が気に入ってだったんですが、以前Web閲覧時の監視で本領を発揮した場面があります。ネット閲覧中です。AVGの画面が現れて
” 脅威を検出しました。隔離室に移動しますか”
スキャン以外でリアルタイムに検出するのを見たのは初めてで、これで一気に信用できるソフトになった訳です。 見張ってくれているという実感があります。
【パワーアップした機能】として、ウイルスに対する検出・駆除能力のUP。/メールスキャナ機能や常駐時のシールド機能の強化 が上げられています。
自分の見たかぎりでは、このAVGか Avast!が有料ソフトに劣らない評判を得てますね。2年前のデータですがこんなのがあるのでご参考に---- 検知率 順位
(この表を見るとカスペルスキーやマカフィーへの見方が変わるのでは?)
プラスして注目すべき所は、このAVGがインストールされると、
Windowsセキュリティセンター画面でマルウェア対策ソフトの欄が有効表示になる。
大した事でないと思うかも知れませんが、フリーのソフトを入れても このマルウェア対策ソフトの欄が無効のままで、”マルウェア対策ソフトが見つかりません”になり、タスクバーにセキュリティの注意アイコンが出てくるのが 普通です。
アップデートを定期的にやってなくてもやはりWindowsのセキュリティセンターから、 必要になればアップデートを促す表示が出てくるというのは、もうノートンやウィルスバスターがWindowsと連携しているのと同じです。
さらに、メモリ管理がまた前進して負荷が小さくなっているようです。インストール後にメモリが高止まりしないため、再起動の必要がありません。ただファイルサイズは、前バージョンに比べ50メガ以上大きいようです。
スキャンするとウィルスは0でしたが、要注意ファイル130個。<パワーユーザとして実行>で修正。 お気をつけください。
完全に日本語対応で、個人的にお勧めです。コチラからどうぞ >AVG-Free8.5
より充実した機能で安心を構築するなら、やっぱり大御所ソフト。
こちらもじっくりと検討してみてください。
追記(2010/10/5)
「security tool」という詐欺目的のスパイウエアが最近も猛威をふるっているようです。
こちらのページで触れています。ご興味あればご覧ください。
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